SOUND MUSEUM VISION

渋谷の地下に広がるこの巨大なスペースには、さまざまな表情があります。

DOC MARTIN

DOC MARTIN

インターネットで自由に情報が飛び交うもっと昔から、DOC MARTINの評判は人から人へ海を越えて世界中に広まっていった。1986年からちょうど20年経過した今も、Flammable Liquid、Sunday Loveなど彼が手がけたパーティーをおぼえている人間は目を輝かせてその時代を語り、ニューヨーク(Cielo, Twilo, PS1)、シカゴ(Sound Bar, Zentra )、ロンドン(Ministry, Fabric, The End)、日本(Yellow, LOOP)サンフランシスコ(Café Del Mar, The Love Parade, Remedy)、ロサンジェルス(Nocturnal Wonderland, Daisy Carnival, How Sweet it is, The Viper Room, Deep)そのほか世界各地でDOCのプレイを体感したオーディエンスは、そのドラマティックな瞬間の虜になってしまった。
彼がプレイすると、ディープハウスのヴォーカルは奥深さと意味を持ち、トライバルのベースラインはアシッドと混ざり合い、膨大なコレクションから放たれるクラシックは新たな命を吹き込まれたかのような輝きをみせる。そしてハウスという大きな枠でしか捕らえることのできない彼の豊かなDJ セットはフロアにグルーブを産み出し、彼の音楽に対する情熱はフロアで踊る人々を一つにする。
DOC MARTINが5年前から大事に育ててきたパーティー/レーベルSublevelがある。シンガーであり、彼の妻でもあるLilliaと共に始まったこのプロジェクトは、言わばアンダーグラウンドに回帰していくDOC MARTINが自分の音楽性を100%提示することができる空間である。
“Sublevelパーティーはいつも僕らをサポートしてくれるファンのみんなに贈るプレゼントのようなものなんだ。だから全て自分の手で作っていきたい。真剣になるのも当然のことだよ。”と話すように、会場のブッキング(倉庫、撮影スタジオ、劇場etc,,,いずれもクラブではない)、音響システム、照明、デコレーションにいたるまで全てSublevelクルーで制作。暖かいヴァイブを感じるのはそのせいかもしれない。集るのは音楽を愛するものだけ。そこにはホワイトもブラックもメキシカンも、AV女優も、有名ハリウッド俳優も、心や身体に傷がある人も、健康な人も全員が彼の音楽に身体を動かし、癒され朝を迎えていく。