SOUND MUSEUM VISION

渋谷の地下に広がるこの巨大なスペースには、さまざまな表情があります。

MIGHTY CROWN

MIGHTY CROWN

横浜を拠点に世界で活躍するトップ・サウンド。実績、実力共に世界No.1クラスのその活動はもちろん、何事にもポジティブに挑戦していく姿勢自体もシーンに影響力を与えている。1991年の結成以来、地元横浜をベースに世界で活躍するダンスホール・レゲエ・サウンド。サウンドとは、曲の合間にマイクでお客さんを盛り上げるMCと、レコードプレイを行うSELECTORからなるチームのことをいい、マイティー・クラウンは、日本を代表するサウンドとして世界で活躍する第一人者である。サウンド同士で選曲、MC で誰が一番盛り上げたかを競う音の戦い「サウンドクラッシュ」に国内外で積極的に取り組み、1999年にはNYで行われた世界のトップサウンドが一同に会す「WORLD CLASH in New York」で見事優 勝、アジア人初のサウンドクラッシュ世界一の称号を勝ち取る。以降、世界のトップ・サウンドとして、アメリカ国内、カリブ諸島全域、ヨーロッパなど、毎年海外遠征に年の半分を費やし、世界中でファンとトロフィーの数を増やし続けている。主なものだけでも「UK Cup Clash」 2冠、「Jamaica World Clash」 2 冠、「USA World Clash」 2冠のタイトルを保有する世界最高峰のサウンドとして大躍進中。国内外のライブ活動以外にも自らイベントを主催しており、海外アーティストやサウンドの招聘の他、日本のダンスホールレゲエ・シーンの向上を目的に1995年から毎夏開催し続けている「横浜レゲエ祭」は当初の150人規模のライブハウスから年々動員を増やし続け、 2003年には初の野外開催で1万人を記録。 2004年には横浜・みなとみらいで2 万人、2006年からは横浜スタジアムでの開催され全国から30000人のファンを集める日本最大の野外レゲエ・イベントに成長。2010年には4年続けた横浜スタジアムから、横浜赤レンガパークに場所を変えての開催。会場の変更や内容の違いでその年のテーマ「ZERO」を体現。MIGHTY CROWNが20周年を迎えた2011年では再び横浜スタジアムで開催され、レゲエファンのみならずも注目するモンスターイベントとなった。その一方で自前のサウンドシステム(スピーカー)の重低音を引っさげワンサウンドで一晩中セレクションするイベント「BACK TO THE HARDCORE」など、彼らのルーツであるハードコアな現場 でのレベルもさらに強化中。また、所属アーティスト(FIRE BALL、PAPA B、GUAN CHAI)や「LIFESTYLE RECORDS」のプロデュース、ウェア・ブランドNINE RULAZなど、自らの愛するレゲエを根に各ジャンルで次々と大きな枝を張り続け、歴史を塗り替え続けるクルーである。