SOUND MUSEUM VISION

渋谷の地下に広がるこの巨大なスペースには、さまざまな表情があります。

SATOSHI TOMIIE

SATOSHI TOMIIE

東京生まれ。現在ニューヨーク在住。14歳の時にキーボードを始め、学生時代にDJとしてデビュー。21才の時に制作したデモテープがハウス・ミュージック・シーンの巨匠、フランキー・ナックルズに認められて渡米、ニューヨークを拠点に本格的な活動を開始。
英ポリグラムからFrankie Knuckles Presents Satoshi Tomiie Featruing Robert Owens名義でリリースした”Tears”でデビュー、英『レコードミラー』誌1位、米『ビルボード』誌のダンス・チャートTOP3をマークする。現在でもこの曲はハウス・クラシックとしてリスペクトされている。
その後、デヴィッド・モラレス、フランキー・ナックルズと共にDef Mix Productionsの一員として活躍し、ハウスミュージックの基を築いた。リミックスを手がけたアーティストはMichael Jackson, Mariah Carey, U2, Simply RedなどのメジャーアーティストからLoreatta Holloway, Photek, Kosheenなどダンス/アンダーグラウンドまで幅広く、枚挙にいとまがない。
99年、約10年にも及ぶメジャー音楽シーンとアンダーグラウンドを股に掛けた活躍の集大成とも呼べる待望のファースト・オリジナル・アルバム”Full Lick”(sony)を完成させる。このアルバムからシングルカットされた モLove In Trafficモ は自らのリミックスに加えJohn Creamer & Stephane K. のリミックスが、 同じKelli Ali をフィーチャーした “Up In Flames” はジョン・ディグウィードなどによるリミックスが話題を呼び、イギリス、ヨーロッパはじめ世界各国の有力なチャートで次々と1位に。 数多くのDJ MIX CDにフィーチャーされ、世界中のDJ/クラバーのサポートを得て新たなクラブクラシックスになったと言える。さらにこれらのシングルはアメリカではダンスミュージックとしてよりはオルタナティブのジャンルで捉えられるという現象をよび、新境地を開いた。
かねてから計画していた自身のプロデュースによるレーベルSAW.RECORDINGSを新たに立ち上げ、2001年2月ついに始動。そのリリース作品が一躍世界中のDJから注目を浴びることとなり、わずか数カ月でグローバルシーンにおける最重要レーベルの仲間入りを果たした。
2002年、MIX CDシリーズGlobal Undergroundの中でも特に新しいスタイルを提示するDJにスポットを当てる「NuBreed」シリーズ(これまでにスティーヴ・ロウラー、ダニー・ハウエルズ、サンダー・クライネンバーグらがMIXし、彼らのDJとしての認知度・地位を不動のものにしたことで知られる)をMIX。もちろん日本人DJがGlobal UndergroundからMIX CDをリリースするのは初めてのことで、この2枚組の CDはイギリスを中心に世界中でヒット。
同じく昨年、世界的に知られる英「DJ」誌による毎年恒例の人気DJランキング“TOP 100 DJs”に初登場で30位を記録。純粋にクラバーの票によって決められるランキングなだけにDJとしてのトミイエの世界的人気がここでわかる。2001年Ibiza DJ AwardにおいてBest Tech House DJに、2003年イタリアEMEにおいてBest DJに選ばれる。日本人DJとしては前代未聞の快挙、まさしく世界のトップDJの一人となった。
ここ数年、日本のTV CMにもCHARAとのコラボレーションやスーパーカーのリミックスで楽曲を提供し、話題となった。グローバルダンスシーンとは違ったフィールドにおいてもプロデューサーとしての才能を発揮している。
近年カナダ、マイアミ、イビザ島、ノルウェー、ポルトガル、ギリシャ、イタリア、スイス、アルゼンチン、メキシコ、クロアチア、日本などでのDJプレイほか、イギリスでの最大級屋外ダンスフェスティバルCREAMFIELDSなどにも参加。まさしく世界中を駆け巡ってDJ活動を展開しており、世界を舞台に真に活躍する唯一の日本人と言えるだろう。